できない(難しい)課題を細かく分け(=スモールステップ)、できたらほめ(=その行動の強化)、成功体験を重ねて自己肯定感を高めていく学習法
プリントやパズル教材を使って、EQ=心の知能指数を育てます。問題解決能力、ストレス耐性・着眼点・理解力・語彙力等の向上を目指します。
個々の実生活に沿ったSST(ソーシャルスキルトレーニング)プリントを使用し、答え合わせ後、演習(振り返り)を実施します。
絵本の読み聞かせは動作行動(わかりやすい絵)で、視覚と整理された言葉(聴覚)両方の情報をうまく取り入れる効果があります。イメージや判断に使う左脳と、話し言葉や聞き言葉を理解する右脳両方に良い影響をもたらします。 また、話し言葉の抑揚方法や語彙の増幅も期待できます。
日常生活を送る中でほぼ自覚せず使っている固有感覚・平衡感覚・触覚を意識的に統合することにより、日常生活を違和感なくスムーズに送れるよう、運動訓練を行います。
筆記用具やハサミ、折り紙等を用い、指先を使った作業が行えるよう訓練をします。また、パズルや積み木を用い、視的空間認知能力を高めます。
長時間療育の特色を活かし、日々の生活活動を通して、将来の自立した生活に向けて、生活能力の維持・向上を目指していきます。具体的には、食事やお金、体調管理など生活する上で必要な能力を身につけたり、困ったときは職員へ相談する機会と経験を培っていきます。
各年齢にあった役割や立場を与えることにより、責任感や達成感、自尊心を育て、他人を思いやれる気持ちを育んでいきます。
5領域とは…
「健康・生活」⇒ 健康状態の維持・改善、生活リズムや生活習慣の形成、基本的生活スキルの獲得の支援
「運動・感覚」⇒ 運動能力や感覚統合の支援(粗大運動・微細運動含む)
「認知・行動」⇒ 認知機能の向上や適切な行動の獲得の支援
「言語・コミュニケーション」⇒ 言語能力の向上やコミュニケーションスキルへの支援
「人間関係・社会性」⇒ 他者との関わりの中での社会性の発達と集団活動や社会参加の支援
5領域の支援内容はそれぞれが重なり合うように成り立っており、将来、日常生活や社会生活を円滑に営めるようにするものであるとされています。